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ブランディングでWebサイトが必要な、3つの理由(おさえたいポイント付)

2022.2.18 #ブランディング

ブランディングにおいて、Webサイトは必ず必要なものの一つとなります。

なぜ必要なのか?

その3つの理由をみていきたいと思います。

 

 

Webサイトが必要な3つの理由とは

1. 「共感」をつくることができる

ブランドにおいて、
「覚えてもらう」「好きになってもらう」
ということは戦術としてやっていかなければいけません。

 

そこで重要になってくるのが、「共感してもらう」ということです。

 

サイトの場合は、1ページだけでなく、

複数ページに渡り、商品やサービスに関する情報を掲載することができます。

様々なツールの中でも情報量を多く掲載できることが強みです。

 

では、どうやって「共感」してもらえるような内容にできるのか?

 

そこで重要になってくるのは、

「Why(なぜやっているのか?)」からはじまる「ストーリー」をつくる、という考え方です。

 

 

こちらの記事は、ぜひお時間ある時に読んでいただきたいです。

 

この記事にも書いたのですが、

人の心が反応するのは「Why(なぜやっているのか?)」の部分になります。

「なぜやっているのか?」が分からなければ、人の心は動かないのです。

 

この「Why(なぜやっているのか?)」を伝えるのが「ストーリー」になります。

 

思う存分、ブランド化したい商品・サービスを始めるまでの「ストーリー」を語ってください。

きっとあなたの商品・サービスに興味を持つキッカケになってもらえるはずですし、

このストーリーで、人は「共感」してくれるのです。

 

2. ブランドの世界観が伝わる

1. で「ストーリー」によって「共感」をしてもらうことが大切だと書きましたが、

そのストーリーをより伝わりやすくしてくれるのが「世界観」を作ることです。

世界観はデザインで表現します。

文章だけでなく、視覚から訴え表現するのです。

 

それらをより表現しやすいのは、やはりWebサイトなのです。

 

3. インナーブランディングになる

「インナーブランディング」とは、
社内のスタッフ・協力会社さん向けのブランディングのことです。

 

ブランディングで大切なのは、まず「インナーブラディング」です。

 

内側に浸透していないものは、外側にはまず伝わりません。

社員一人一人が「ブランド」にならなければいけない。 そういってしまっても過言ではないのです。

 

自社のWebサイトは、
社内のスタッフはもちろん、取引先などの協力会社さんも見ることになります。

 

どういった背景があってこの商品やサービスが生まれたのか。

どんな想いを持ち、そのためにどんな苦労をしてきたのか。

そしてどんな未来へ向かって進もうとしているのか。

 

これらはブランドの根幹となる「想い」です。

Webサイトなら、社員も協力会社さんも、いつでもその想いを見る事ができるため、

クレド(企業の信条や行動指針を表したもの)のような働きも兼ね、

インナーブランディングの一環となるのです。

 

 

SNSで代用できるんじゃないか?という疑問

ここまで、Webサイトが必要な理由3つをみてきました。

しかし、こんな疑問が浮かんだのではないでしょうか?

「これって、SNSで代用できるんじゃないの?」と。

 

では、SNSで代用するのではなく、
Webサイトを敢えて作成すべき理由をみていきたいと思います。

(ここで1つ注意!SNSも重要なメディアですので、併用することをおすすめします。)

 

SNSやWebサイト、さまざまなメディアが存在しますが、

これらは、大きく2つのメディアに分けることができます。

 

1. フロー型メディア

SNSは共感も生まれやすく、拡散もされやすいメディアです。

これらはブランディングの一部となりますし、

お客さんと直接関わることができるため大切なメディアです。

 

ですが、こういったSNSは「フロー型メディア」に分類されます。

 

「フロー型メディア」とは、言葉の通り「Flow=流れる」となり、

タイムラインに次から次へと情報が流れていってしまうため、

情報を貯めておくことができないメディアとなってしまいます。

 

2. ストック型メディア

「ストック型メディア」とは、言葉の通り、「Stock=蓄え」となり、

フロー型メディアとは反対に、Web上に情報を貯めていくメディアとなります。

 

Webサイト(ブログ)は、「ストック型メディア」に分類されます。

 

 

この2つのメディアで、

ブランディングでかかせないのは、

情報を貯めていく「ストック型メディア」になります。

 

特にWebサイトの「ブログ」は、過去の記事も検索の対象となること、

蓄積されていくことで資産となること、そしてSEO対策としても有効であること。

 

そして何より、
独自のドメインを持つことや、

特定のプラットフォームに依存せず独自のスタイルで情報を発信していけること、

それらは、信頼を積み重ねる上では必要不可欠となるからです。

 

 

Webサイト作成で、おさえておきたい4つのポイントとは

では、最後に

ブランディングにおけるWebサイトで、

作成する際に、おさえておきたいポイント4つをみていきたいと思います。

 

1. 写真にこだわる

ブランディングの場合は、世界観・イメージを伝えることが大切になります。

伝わりやすさから考えると、イメージ写真は必要となり、こだわることが大切です。

 

2. ブランド戦略と矛盾させない

ブランド戦略を策定した後に、Webサイトは作成しますが、

ブランド戦略の内容と矛盾したものであれば、
お客様に伝えたいことを正しく伝えることができません。

 

原点ではありますが、とても重要なことでもあります。

 

3. 他のデザインとの一貫性を持たせる

デザインは一貫性を持たせることが大切です。

 

例えば、ブランド戦略では「ブランドカラー」を決めるのですが、

どのデザイン物も、同じ「ブランドカラー」を使用することで、
同じブランドだと認識してもらえるようになります。

 

どのツールでも、「ブランド」として統一した内容を伝える必要があります。

そのため、デザインは一貫性が必要となります。

 

ブランドカラーについて、詳しくはこちらもご覧ください。

 

 

4. ディテールまでこだわる

「魂は細部に宿る」という言葉がありますが、

ブランディングにおいても例外ではありません。

ブランドとしてディテールまでこだわる。この姿勢はお客様にも必ず伝わります。

 

これはWebサイトに限らずですが、すべてにおいてディテールまでこだわることが大事です。

 

 

 

ここまで、Webサイトが必要な理由3つと、

実際に作成する際におさえておきたいポイント4つをみてきました。

 

ブランディングにおけるWebサイトは、ブログ付きをおすすめしています。

資産を積み重ねることを考えると、

サイトの中に、同じドメインでブログも運営できる「ワードブレス」でのサイト作成が
好相性のように思います。

参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

 

編集後記

 

4月からのお仕事のご連絡があったり、本当にありがたいです。

一つひとつのお仕事を精一杯させていただく。 これしかないんですけど、これが大事だと思っています。

どんな気持ちでお仕事をご依頼いただいているか、そこを想像しながら、
期待に応えられるよう頑張るのみ。

顔写真

株式会社イットデザイン
伊藤 亜希

グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー

デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。

【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
お問い合わせはフォームからお願いいたします。

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