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オシャレでカッコいいデザインに潜むリスクとは!?

2022.5.30 #デザイン全般

グラフィックデザインにしても、ウェブデザインにしても、

オシャレでカッコよくてそれなりに整ったデザインは、イメージを良くしてくれますし、

デザインの効果も短期的に見れば感じられることと思います。

 

“デザインする = オシャレでかっこよくする”

 

だとよく思われがちなのですが…、

 

オシャレでカッコよくすることを目的とする場合は、「canva」などを利用すれば簡単に作ることもできるわけです。

簡単に作れるという事は、予算と時間を省けメリットは多いです。

 

しかし、効果を持つ反面「リスク」もあります。

 

今回のブログはそんなリスクについての話です。 (注意:canvaを否定するためのものでは決してありません)

 

オシャレでカッコいいデザインに潜むリスク

期待感を上げすぎてしまうというリスク

1つ目は、期待感を上げすぎてしまうというリスクです。

 

オシャレでカッコいいデザインを目にすると、否応なしに期待値が上がります。

 

オシャレなウェブサイトや、カッコいい広告を目にし、それをきっかけに商品サービスを購入したとします。

期待値がグ~ンと上がった状態で、その商品サービスを手にしたとき、

もしそれが期待値を下回ったものだった場合、ガッカリした…なんてものではないでしょう。

 

期待した分だけ「失望」に変わってしまうはずです。

 

その「失望」は、「信頼」を失うことにもつながります。

 

商品サービスのイメージと「ミスマッチ」を起こしてしまうリスク

2つ目は、商品サービスのイメージと「ミスマッチ」を起こしてしまうというリスクです。

 

例えば、とある食品を販売していたとします。

コンセプトが 「おばあちゃんの昔ながらの味」 というものでした。

流通先は道の駅などだったとします。

 

お客さんはオシャレさやカッコよさよりも、

“温かみや手作り感、田舎感”を感じられた方が購入につながるかもしれません。

 

こういった場合は、オシャレさやカッコよさが逆に「ミスマッチ」を起こしてしまい、イメージダウンさせてしまうというパターンです。

 

 

「リスク」を回避する方法とは?

 

ではこれらの「リスク」を回避するにはどうしたらよいでしょうか。

 

それは「ミスマッチ」を起こさせないということが「キーワード」になります。

 

ミスマッチをおこさせないために必要なこと

ミスマッチを起こさせないためには、デザインに「根拠」が必要となります。

 

なぜ、オシャレでカッコいいデザインにするべきなのか、そこに「根拠」がある場合は問題ありません。

問題は「根拠」がない場合です。

 

そういった場合は、デザインをもう一考をする必要があると思います。

 

「根拠」は少し小難しい言葉にはなりますが…、言い換えると「戦略」となります。

 

小難しいが…デザインには「戦略」が必要だ

ウェブサイトのデザインにしろ、広告のデザインにしろ、

デザインのすべては、この「戦略」をもとに作る必要があるのです。

 

小難しいついでに…

この「戦略」とは、具体的に「経営戦略」「マーケティング戦略」となります。

 

ただこれらの戦略を考えるのは大変難しいですし、

小さな会社さんの場合は、これらの戦略をあらかじめご検討されていることはとても少ない印象です。

 

逆に言うと、デザインをそこまで活用しきれていない会社さんが多いと言うことにもつながってはしまうのですが…。

であれば、この部分を考えるだけでも他社と差別化できる可能性もあるわけです。

 

簡単な「根拠」の作り方

しかし、これらの戦略を考えるには、時間も労力も必要になってしまいます。

そこで、こんな方法をお知らせしたいと思います。

 

戦略の一部のみを考えるという方法です。

 

以下の3つをご検討いただくだけでも、デザインに「根拠」を作ることができるというものです。

では見ていきましょう。

 

1. 経営者さんの事業に対する想い(なぜ自社が存在しているのか、または“志”)
2. ターゲットとなるお客様像
3. 他社にない強み

 

この3つを掛け合わせ、まとめるだけでも、

本来デザインで伝えなければいけないイメージが見えてくるのです。

 

根拠の作り方、結局はこういうコト

これらをまとめると、

全体の「構造」を意識することが肝になってくるということになります。

 

この場合の「構造」は「戦略」の事となるわけですが、

考え方としては構造(戦略)から考え、細部(デザイン)に落とし込んでいくというイメージです。

 

デザインから先に取り掛かってしまうと、どんどん細部が気になりだすはずで、

そうなると、ますます全体像を把握できなくなってしまいます。

 

例えば、「このスペースにイラストを配置する…」だとか、「このコピーの色を〇〇色にしよう」だとか、

こういったことが細部となりますが、

「細部」に意識を向ける前に「全体像を把握する」ことがとても大切なのです。

 

 

 

ここまでオシャレでカッコいいだけで、そこに「根拠」がないデザインの場合のリスクと、

そのリスクの回避方法を見てきました。

 

伝えたい人に正しく伝わらない…、そんなデザインをなくしたい。

そんな想いもあり書いた記事でもあります。

参考になりましたら幸いです。

顔写真

株式会社イットデザイン
伊藤 亜希

ブランディングデザイナー
デザイナー歴23年。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。

【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
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