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尖る、突き抜ける、突出するのがブランディング

2022.3.2 #ブランディング

私は、幼い頃背が高かったので、そこにいるだけで頭1つ分目立ちました。

周りの人と違っていた場合も目立ちました。

私は左利きなのですが、周りのみんなが右手を使っている中で、1人左手を使っていると目立ったんですよね。

 

目立つというのは、「気づいてもらえる」ということであり、

「覚えてもらえる」ということなのだと、幼いながらに勉強したわけですが、

もちろんこれは、あくまでも目立つという一例です。

 

では、小さな会社が「ビジネスで目立つ」にはどうすればいいかということです。

 

細くても、高く高く尖って、伸びることで先端が飛び出ます。

 

そうすれば飛び出た分が目立つわけです。

 

これをビジネスで体現するにはどうすれば良いのでしょうか。

 

 

ビジネスでの飛び出て目立つとは具体的にどういうことか?

ビジネスで「高く尖って先端が飛び出て目立つ」にはどうすれば良いか?

 

それは、1つのことに「特化」するということで解決します。

 

あれもこれもと浅く広く事業を展開するのではなく、
1つの分野に絞る

その分野に詳しくなる。
そこで専門となる

 

この分野なら〇〇さんに依頼しようとなる。

そうしていくことで、ライバルが減っていきます。

 

それこそが先端が飛び出て目立つという状態になるのです。

 

この状態を器に注ぐ水で例えてみたいと思います。

縦に細長い器と、横に大きく平らで深い器があったとします。

 

そこに同じ分量の水を注ぎます。そして水の水位を比べてみます。

 

水位が高いほど目立ち特化力に秀でているとする場合では、

おのずと縦に細長い器の方が水位が高くなりやすいです。

 

これが、目立ち特化力に秀でているとなるのです。

残念ながら平らで深い器では、水位が上がるまでに時間を必要としてしまいます。

 

 

小さな会社こそ「特化」すべき

小さな会社の場合は、「特化」することと好相性です。

 

大きな企業の場合は、様々な事業に参画していますし、いわゆる「総合力」で勝負しています。

確かに小さな会社では、総合力・信用力では大きな企業を上回る事は難しいです。

 

しかし、1つの分野に特化することで勝機が出てきます。

 

大きな企業では難しい、
「融通がきく」「小回りが利く」を、特化にプラスする必要もありますが、

これらを兼ね備えることで充分上回る事は可能なのです。

 

 

「ブランド力」は「特化力」

ブランディングでブランドを構築する際、ブランドの強い弱いを決めるのは、

「特化力」になります。

 

1つの分野でしっかりとブランドを作ること。

 

まずは、その分野で突き抜け突出することで1番になることです。

 

浅く広く事業を行っていては、特化力を持つことができず、

ブランドになる事は難しいのです。

 

小さな会社が目指す方向性は、

「尖る、突き抜ける、突出する」これらが大切なのです。

 

 

 

編集後記

 

浅く広く事業を展開していると、お客さんも増え、売上にもなってよいのでは…と思うのですが、

ブラディングでは、失敗する…のです。

小さな会社は、尖っていきましょう。

顔写真

株式会社イットデザイン
伊藤 亜希

グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー

デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。

【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
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