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ロゴの役割って何? 3つの役割を考えてみた

2021.11.5/更新:2023.7.10 #デザイン全般

ロゴの役割って何でしょうか?

こだわって作る意味ってありますか?

 

ロゴは、とりあえずサマになるから作る、や

かっこよく見せたいから作る、というふうに思われている方もいらっしゃるかもしれません。

 

では、本来の大きな役割って何なのでしょうか?

 

ロゴの役割は3つある

まず、ロゴの役割から見ていきましょう。

  1. 1. 品質保証(品質の証明)
  2. 2. 他との区別化(差別化)
  3. 3. 会社やサービス・商品の「顔」

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

1. 品質保証(品質の証明)

私はこれが1番大きな役割だと思っているのですが、
あなたの行っているサービスや商品がお客様に対して
「品質に間違いありませんよ」「品質を保証しますよ」
という証明としてロゴを使用すると言うものです。

 

ロゴがある事で、お客様に対しては「信頼の証」となり、あなた(会社)側からもお客様に「品質を約束しますよ」そんな意思表示を担っています。

 

2. 他との区別化(差別化)

ロゴは、その昔、放牧した家畜の所有者を分かるようにするために「焼印(マーク)」を捺していたことから始まったそうです。
他の家畜と区別するためのものだったんですね。

 

その役割は今も同じで、他と区別するという役割を担っています。

区別だけでなく、他との違いを表現し差別化する役割も担っています。

 

3. 会社やサービス・商品の「顔」

ロゴは、あなたの事業や理念・想いなどをギュッと凝縮し表現した唯一のものとなります。

そのため、会社やサービス・商品の「顔」ともなるのです。

どんな印象を残すかで、その後のお客様からのアクションに影響をもたらす可能性もあるんです。

 

例えば想像してみてください。
精密性が問われるサービスが、ポップな軽いイメージのロゴを使用していた場合、サービス内容は大丈夫なのかな? 不安を感じてしまうかもしれませんよね。

 

ロゴを見るだけであなたの会社のサービスや、商品のイメージを伝えたり、理念や想いを感じ取ってもらえる、そんな役割を担っているんですね。

 

そして重要なのは、お客様の目に入る機会がとにかく多いことです。

と言う事は、その分「印象に残りやすい」ということです。

間違った印象を与えた場合、それを払拭するには時間を必要としてしまうので注意が必要です。

 

ロゴをこだわって作る意味ってある?

ここまでロゴの役割をみてきました。
では、ロゴをこだわって作る意味ってあるのでしょうか?

 

ズバリ、あります。

 

上記1.〜3.の役割を担っているため、

・品質保証を伝えるものであること

・他との区別・差別化されたものであること

・事業や理念・想いをギュッと凝縮したものであること

これら3つを踏まえてロゴを作成する必要があります。

 

そして、上記にもう一つプラスして、

ロゴは長期に渡り使用していくものなので、飽きが来ない普遍的なロゴにする事が必要です。

そのため、できるだけシンプルに作る必要もあるんですよね。

 

これらを考えると、こだわって作る必要があることがお分かり頂けると思います。

 

以上、ロゴの役割とこだわって作る意味を考えてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

*ロゴに想いを意味としてこめる方法、実例記事になります。

よろしければこちらもご覧ください。

 

顔写真

株式会社イットデザイン
伊藤 亜希

グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー

デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。

【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
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