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ブランディングにおけるタッチポイントが大切な理由

2022.3.4 #ブランディング

デザインとも、とても関係のある「タッチポイント」について、

ブランディングの視点も含め書いていきたいと思います。

 

 

ブランディングにおけるタッチポイントとは?

タッチポイントって聞かれたことはあるでしょうか?

ブランディングや、マーケティングに普段から関わっていない場合は、あまり聞きなじみがないのではと思います。

 

タッチポイントとは、会社または商品・サービスとお客様との「接点」のことをいいます。

別の言い方では「顧客接点」とも言われています。

 

お客様は、どこであなたの会社や商品・サービスとの接点を持つのでしょうか?

想像してみてください。

 

例えば商品であれば、

・お店のパッケージを目にする

・SNSの写真で目にする

・チラシ広告で目にする

などが接点かもしれません。

 

お客様が目にする場所は無数にあり、その数だけ「タッチポイント」は存在します。

 

特に、ウェブやSNSのタッチポイントは、種類も豊富ですし、その数もどんどん増加しています。

 

あなたの会社や商品・サービスをより多くの方に知ってもらうには、

・どういった「タッチポイント」があるのか把握すること

・どのタッチポイントを選択するのか検討すること

といったタッチポイントの「設計」も必要になってきます。

 

 

タッチポイントとブランディングの関係について

タッチポイントは、ブランディングにとって重要なポイントになります。

 

そもそもブランドとは、人の頭の中にしか出来上がりません

 

であれば、頭の中で「ブランド」だと認識してもらえるように、

企業や商品・サービスの「らしさ」を存分に含んだイメージを作っていき、

たくさんその「イメージを見る・触れる・感じる」などして、知ってもらわなければいけません。

 

ではその「らしさ」はどこで伝えるのか?

 

そこで重要になるのが「タッチポイント」になり、

このタッチポイントで、「らしさ」を伝えていくのです。

 

残念ながらタッチポイントでうまく「らしさ」を伝えることができなければ、

なかなかお客様の頭の中で、ブランドとして認識してもらう事はできません。

 

タッチポイントは、会社のスタッフ全員で意識することが必要ですし、

お客様が「どのタッチポイントで、どんな印象を抱き、その後どんな行動をとってほしいか」

までタッチポイントを戦略的に設計することも大事になってきます。

 

 

具体的なタッチポイントとは

では、具体的なタッチポイントを見ていきたいと思います。

 

ネット

自社ウェブサイト

SNS

メールマガジン

ブログ

オウンドメディア

ネット広告

ECサイト

など

 

印刷物など

会社案内

パンフレット/リーフレット

チラシ(新聞折込/ポスティングなど)

ポスター

パッケージ

店内のポップ

名刺

封筒

DM

のぼり

社用車のラッピングデザイン

営業用の資料

看板

ノベルティー

など

 

メディア

新聞の記事

テレビ、ラジオでの紹介

ラジオ、テレビCM

雑誌、新聞広告

など

 

その他

接客対応

メール対応

電話対応

展示会

ポップアップストア

など

 

 

見ていただくとわかる通り、

タッチポイントは無数にあります。

すべてを網羅することは、ハードルも上がりますし、最初から行うことは難しいかもしれません。

 

まずは、どのタッチポイントで「らしさ」を伝えるか。

戦略的に考え、継続して行っていくことが大切です。

 

 

 

編集後記

 

タッチポイントというものがあって、そのタッチポイントを少しでも意識する、

それだけでも変わってくるのでは…と思います。

手当たり次第で「らしさ」のイメージを発信するのではなく、戦略的に選択して行うことも重要です。

まずは、とにかく一つ。 実行してみることが大切かなと思っています。

顔写真

株式会社イットデザイン
伊藤 亜希

グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー

デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。

【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
お問い合わせはフォームからお願いいたします。

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