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コンセプトに沿ったデザインにすることで解決した事例

2022.3.11 #デザイン相談室

デザイン相談事例

あるお客さんのお話です。

1枚のチラシを持って相談に来られました。

「今お願いしているデザイナーさんから上がってきたチラシがこれなんです」と。

 

「このチラシ、折り込みしてもポスティングしても全く反応ないんです。」との事でした。

見させていただくと…、ひと目見て悩まれている理由が分かりました。

 

「確かにこれでは反応がないかもしれない…。」そう私も感じました。

 

 

なぜチラシに反応がなかったのか?

チラシに反応がなかった理由。

まず1つに、何を伝えたいかが分かりませんでした。

要は、何も情報として伝わってこなかったということです。

 

そのチラシのどこを見渡しても印象に残る要素がありませんでした。

デザインでの工夫も明らかに足りていないように感じました。

 

これらの理由としていえる事は、デザイナーによるヒアリング不足です。

ヒアリングをおろそかにすると、絶対に良いデザインは生まれません。

 

ただし、一概にこうだとは言えない場合がありまして、

それは、ある程度のデザイン会社の規模になると、

お客さんとの打ち合わせを営業さんが行い、デザイナー自身が行わないといった場合があるためです。

 

ここで問題となるのは、営業さん自身のヒアリング力、または営業さんとデザイナーとのコミュニケーション。

いわゆる意思疎通がスムーズに行われているかどうかということです。

 

デザインの成否を握るのは、まさにお客さんに直接行うヒアリングなのです。

 

 

私が行った解決策とは?

その後、そのお客さんとは、まず雑談ベースでお話しさせていただき、
その中で「他社にはない強み」などを見つけるようにしました。

 

さらにお客さんの「想い」を伺い、
それらを元に「何を伝えるか」「どのように見せるか」構成を考え、チラシを作成させていただきました。

 

【具体的にヒアリングさせていただいた内容】
・ 仕事に対する想い
・ ターゲット層(ペルソナ)
・ 他社にない強み
・ お客さんに与えられる価値
・ チラシで何を一番伝えたいか
・ チラシでお客さんにどういう反応をしてほしいか

 

そしてこの結果ですが、以前と全く反応が変わったと嬉しい声をいただきました。

「デザインでここまで変わるのか…」とびっくりされてもいました。

 

ただ1つ言える事は、

このご依頼については、デザインのみの力で反応が変わったわけではありません。

 

お客さんがもともと考えられていたコンセプトが明確にあったこと、

そのコンセプトとデザインが上手くマッチすることで、何倍もの力を発揮し結果につながったのだということです。

 

 

最後に

イットデザインでは、このようにお客さんで作られたコンセプトをもとにデザインさせていただく事はもちろん、

デザインに取り掛かる前にコンセプトの作成からもお手伝いしています。

さらに全体戦略であるブランディングまで行っています。

 

まずは、ご相談だけでもOKです。

デザインのお悩みについてはお気軽にご連絡ください。お返事必ずいたします。

ご相談はこちらまで

顔写真

株式会社イットデザイン
伊藤 亜希

グラフィック・ウェブデザイナー
ブランディングデザイナー

デザイナー歴24年目。
大阪から兵庫へUターン就職→起業。
主な受賞歴に、日本タイポグラフィ年鑑入選など。

【営業時間】平日9:30〜18:00
【休業日】土日祝 年末年始、旧盆期間
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